■ 外法使い ■

カルシファードには「外法使い」と呼ばれる者達が存在します。

◆ 外法使い
 外法鬼と呼ばれる異次元生物と契約し、外法を使える人の事です。 この世界の外側に触れすぎてしまったために、精神的にヤバげな状態になっている事が多いです(笑)。 基本的に悪役で、人間か黒の月の種族の下法使いがほとんどです(まれにドワーフやビジュラの外法使いがいる)。 影タマットの中に外法使いがいるパターンや、逆に影タマットを護衛として連れているパターンがあります。
 外法使いと外法使い(あるいは素養がある者)は、相手が同類であることが何となく判る「共振」能力があります。

◆ 外法鬼
 ルナルのとは違う空間、異次元に存在する生物(?)。外法使いによって「喚起」され、外法使いと契約をします。 契約をした後は外法使いの命令に応じて能力を行使します。 その能力には、いわゆる外界に影響を与える魔法のようなものと、外法使いの体を変化させるものとがあります。
 外法使いが外法を使うとき、外法使いの背後に外法鬼の姿がおぼろに浮かび上がります。 ですが、外法鬼は基本的に実体化していません。 実体化させるためには外法使いが実体化させる方法を知っていなければなりません (ゲーム的には実体化可能な外法鬼を所有している必要がある)。
 どんなことができ、どんな姿をしているのかは以下の「八素」と「十二形象」の組み合わせで大体決まります。

◆ 八素
 個々の八素が司る要素(名称、形容、動作)が決められており、 外法使いはどの八素を選ぶかによって外法で何が行えるかが決まります。 ゲーム的には、まず八素の中から韻を二つを選びます。さらに選んだ韻が持つ要素から名称、形容、動作を一つずつ選びます。 つまり、(名称×1+形容×1+動作×1)×2で合計6個の要素を選ぶ事になります。
 下表の「韻」と「印」「体」は表作成ために私が勝手に決めた分類です。 「韻」は八つある八素それぞれの呼び名、「印」はそれを選んだ時に刻む刺青のデザイン、「体」は刺青を刻む身体部位です。

名称 形容 動作
ケーン 天、男、障壁、王、我 剛健、健康、固い、積極的 終える、上昇する、伸びる、支配する
ダー 沢、言葉、友情、恋 なごやか、美しい、なだらか、繁栄 喜ぶ、笑う、くぼむ、溜まる、励ます
リィ 火、太陽、情熱、知性 明るい、軽い、熱い、賢い、明確な 照らす、燃やす、付着する、壊す
シーン 雷、音、権威、驚愕 空虚な、恐ろしい、衝撃的、若い 貫く、落ちる、動く、轟く、引きつける
ソーン 股間 風、時間、狭間、移動 優柔不断な、謙虚な、年老いた、適当な 開く、ゆずる、入り込む、適応する、回る
カン 水、危険、未来、直感 不確定な、不安な、低い、冷たい、愚かな 陥る、流れる、縮める、捕らえる
ゴン 山、谷、蓄積、充実 静かな、孤独な、高い、無欲な、永劫の 止まる、隠れる、確かめる、押し潰す
コーン 腹部 地、母、土、民 消極的、受身、従順な、柔らかな 育てる、抱擁する、守る、従う、癒す


◆ 十二形象
 外法鬼の外観です。その姿によって、行使する能力の到達範囲、威力、効果範囲などが決まります。 また、実体化した時のおよその能力値や攻撃方法などが決まります。 選んだ形象によっては、外法使いに特殊能力を付与してくれるものもあります(ゲーム的にはCPを消費すると獲得できる)。
 形象には以下のものがあります。
  • 大型肉食獣
     獅子や虎、大きめの狼などの大型肉食獣の姿。実体化したときは牙で攻撃する。 付与能力は外法鬼と良く似た外見の動物に変身できるようになる、というもの。

  • 魚類
     空中を泳ぐ魚のような姿をしている。実体化したときは外法使いを背に乗せられる程の大きさで、噛みつき攻撃をする。 付与能力は水中で呼吸できるえらが生じる、というもの。

  • 小型生物
     鼠や蜂、蝙蝠などの小型生物の群れ(ゲーム的には1ヘクス分の群れ)。 攻撃方法は群れを形成する生物によって異なる。

  • 小型肉食獣
     犬や猫、小型の狼などの小型肉食獣の姿。実体化したときは牙で攻撃します。 さらに手を加えると(CPを消費すると)、物を掴める手を持った猿のような姿も選べる。

  • 昆虫
     犬ほどの大きさをした昆虫の姿。実体化したときは牙で攻撃します。 付与能力は背中から昆虫の羽根を生やして飛行できるようになる、というもの。

  • 草食獣
     羊や小型の牛のような姿。実際の草食動物に比べて小柄だが、実体化したときは外法使いを乗せることができる。蹴り攻撃をする。

  • ドラゴン
     竜のような姿をしている。実体化したときは外法使いを乗せて飛行することができる、牙で攻撃する。 最強の外法鬼とされており、滅多に見られる事はない。


  •  そこそこの大きさをした鳥の姿。実体化したときは嘴で攻撃する。 付与能力は、背中から鳥の翼を生やして飛べるようになる、というもの。

  • 長蟲
     ミミズや蛇などの手足のない生き物の姿(ゲーム的には基本的に1ヘクス分の長さがある)。 実体化したときは締めつけ攻撃をする。

  • 軟体動物
     たこ蛞蝓なめくじのような軟体生物の姿。 実体化したときは触手を伸ばして攻撃する。 また、自らの体を剥ぎ取り、予めそれを仕掛けておいた場所で外法を行使できる。 付与能力は、身体が軟体化して関節が自在に曲がるようになる、というもの。

  • ヒト
     人間の姿をしている。実体化したときは拳で攻撃するか、 与えられた武器(外法使い自身が習得している技能を1種類、レベルは外法使い以下)で戦える。

  • 無機物・植物
     機械や植物のような姿や、生きものとは思えないようなよく解らない姿。 実体化したときは自主的に動く事ができないので、外法鬼自身が能動的に攻撃する事もできない。 武器のように実用的な形をしておれば、外法使いが使用できる(?)。

◆ 八卦
 ルナルとは関係ないのですが注釈をば。外法使いが刻む「八素」は八卦がもとになっています。 上述の八素の印における青線が陽のこうを、赤線が陰の爻をそれぞれ示しています。漢字は、 けん(ケーン)・(ダー)・(リィ) ・しん(シーン)・そん(ソーン)・かん(カン) ・ごん(ゴン)・こん(コーン) ……のようになります。 シナリオ作成にあたり、方位などによりこだわってみたい方は八卦やそれぞれの字義について調べるのも一興かと(笑)。



ルナル・サーガ データベース