■ 貨幣 単位 暦 ■

◆ 貨幣
 リアド大陸の国々ではムーナ貨幣が共通貨幣として使用されています(カルシファード候国内ではリアンという金貨が流通しており、1ムーナ=1リアンです)。『ガープス・ルナル完全版』では、「それぞれの国家が独自の貨幣を発行している」と書かれいますが、作中には登場しなかったので、特に気にする必要はないでしょう。
 ムーナ貨幣の種類には以下のようなものがあります。
  • 10分の1ムーナ鉄貨
  • 1ムーナ銅貨
  • 10ムーナ金貨(銅貨より小さめのサイズ)
  • 100ムーナ金貨(銅貨より大きめのサイズ)
  • 1000ムーナ白金貨(100ムーナ金貨よりさらに大きい)
 生活の場面で主に使用されているのは、1ムーナ銅貨と10ムーナ金貨です。大きな金額を扱う商取引では100ムーナ金貨も使用されていると思いますが(硬貨だと枚数が増えると重量も増加する訳で……)。
 ムーナ貨幣はリアド大陸の西端に位置する、紫の群島の都市国家で制定・造幣されているようです。ムーナ貨幣は種類に関わらず、片面に赤の月(円の中に八角形)、もう片面には青の月(円の内部に三角形)がデザインされています。
 ルナルと現代日本では物価が違いますが、交換レートの目安は以下のような感じです。
  • 1ムーナ=1リアン=100円
 食料品や日用品は今の日本よりもずっと安く、贅沢品や高度な技術製品はとても高価になっているようです。昭和30〜40年ごろの日本のように、生活必需品は安くても、テレビのような家電品がとっても高かった、という感じでしょうか?

◆ 単位
 ルナルの単位系は十進法です。「0」の概念もあります(マーディールの数学者による発明という説と、双子の月によってもたらされたという説と、2つの説があります)。
  • 1メルチ=1cm  1メルー=1m  1メイル=1km
  • 1ガルー=1g  1カガル=1kg
  • 1ゴー=180cc=1合  1シャウ=1.8リットル=1升
 距離の単位が定められた経緯には、以下のようなエピソードがあります。
 〈悪魔〉戦争が終わった時に、人間たちが双子の月に感謝の気持ちを両手の先を差し伸べた。この手と手の幅が1メルーの由来である。しかし、こんな方法だと各地で1メルーの長さがばらばらなってしまう。商売の上では非常に困るので、紫の群島の商業都市国家メイルの長が、基準となる弓を作らせた(弓の長さが1メルー)。その披露式典で行われた競射会での最長記録が1メイルとなった。
 その後、1メルーの100分の1の単位であるメルチが定められましたとさ……。

◆ 暦
 ルナルの世界は24時間で1日です。もっとも「時」という単位ではなく、「刻(シーン)」という単位が使用されています。
 日の出から日の入りまでの12時間、あるいは日の入りから日の出までの12時間をそれぞれ8つに分けて、ガヤン→サリカ→ペローマ→ジェスタ→シャストア→アルリアナ→タマット→リャノ……という順番に名付けています。 正午(午後12時)や真夜中(午前12時)は、ジェスタ→シャストアのように、青から赤へと移る曖昧な瞬間なので「紫の時」と言ったりもします。 「昼のガヤンの刻」や「夜のアルリアナの刻」といった感じで表現します。 我々の感覚だと、昼のガヤンの刻は午前6時〜午前7時30分頃、夜のアルリアナの刻は午前1時30分〜3時頃に相当します。
 1刻は90分です。もっとも、日の出・日の入りの時間は季節によってずれるので、それによって多少前後するようです。
 1刻より短い時間を表す単位として「ターン」がありますが、これはほとんど使用されていません。 1ターンは「ゆっくり一呼吸する間」だそうです。
  • 1日=16刻=24時間
  • 1刻=90分
 1日よりも長い単位では「巡り」があり、7日で1巡りです。 ただ、1ヶ月というのはなく、1ヶ月間に相当する時間は「4巡りの間」のように表現します。
 1巡りを構成する7日はそれぞれ月の名で呼ばれます。 ルナルの世界に出現した順番に、輪の月の日→彷徨いの月の日→銀の月の日→緑の月の日→安息日(黒の月の日という名前は縁起でもないし、でも無視するのも……)→赤の月の日→青の月の日……となっています。 地方によっては赤と青の日が入れ替わる事もあるそうです。 安息日は基本的に休日とされています。 我々の感覚でいう2月6日(年明けから37日目)はルナルだと、「6巡り目の彷徨いの月の日」になります。

 1年(1キアンペン)は360日からなり、50巡り(350日)と、冬至(4日)、春分(2日)、夏至(2日)、秋分(2日)で構成されています。 冬至・春分・夏至・秋分は巡りには属さない祝日で、お休みになります。 休み前が緑の月の日だったら、休み明けは安息日になります。 年によって冬至は4日間の2、3日目のどちらか冬至の日、残りはそれぞれ2日間のどちらかがその日になります。
 冬至の前の日(50巡り目の青の月の日)が年末で、冬至明けの最初の日が1巡り目の輪の月の日になります。 新年が始まって12巡りと3日、もしくは4日が過ぎると春分で2日の休日になります。 その後、休みが明けてまた12巡りと3日、もしくは4日が過ぎると夏至、……このような感じで秋分、冬至へと至ります。
  • 1巡り=7日
  • 1年=360日=50巡り+4日+2日+2日+2日
 我々の世界の西暦に相当するのが「双月暦」です。
これは双子の月がルナルに飛来したのを元年としています。 地方によっては国家暦もあるそうですが、国際的には双月暦が使用されており、小説・リプレイでも双月暦が使われています。



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